Wednesday, September 14, 2016

今夜は十五夜!お団子食べよう


今夜は中秋の名月、十五夜です。月は見えるのでしょうか?

そもそもなのですが、十五夜ってなんだか知っていますか?
わたしの考える十五夜は、『秋の夜空に浮かぶ月を見てお団子食べる』だったのですが、この年になって噓をいってたら恥ずかしいと思って調べてみました。

なるほど!わたしの考えあながち間違いではありませんでした。ただ、説明として大きくかけていることがあります。十五夜(中秋の名月)とは満月を意味していて、月の見えない新月から月が成長し満月になるまで15日間かかるので満月を十五夜と呼ぶようになったそうです。その十五夜とは、秋の収穫を感謝するお祭りなんです。この季節になると街の神社で豊穣祭が行われますよね?十五夜も豊穣際と同じようの意味を持っているんです。

じゃあ、月と収穫が何の関係があるの?と思いますね。十五夜は、平安時代に貴族が秋のきれいな月を眺めるお月見をしていたのだそうですが、江戸時代になりそのお月見は意味が変わり、秋の収穫を感謝する祭りとして庶民の間に浸透したそうです。それが現代となり、いろいろと意味合いは薄れてしまっていますが月を見てお団子を食べるという形になっているみたいです。

なんでお団子食べるんでしょうね?そもそもお団子ではなく、中秋の名月は別名『芋名月』と呼ばれ芋類の収穫を喜ぶお祭りでもあるんですって。ですので、里芋などの芋類の他にこの時期に収穫された穀物や野菜などを神様のお供え物とし、そのお供え物を下げいただくことで神様とのつながりを強くし縁起がいいということだそうです。
そんなお供え物の中に、収穫されたお米を粉にして丸めたお団子があったそうで、それが今も食べられているお月見団子の始まりなんですって。

今夜月がきれいに見えるのなら、のんびり月を眺めてお団子食べるもよし。お天気悪くて月が見えない人は丸いお団子食べて月を考えるのもよし。ちょっとだけ十五夜のことを知ってみるのもいいと思いますよ。


(Photo by FOR M)

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